スライサー・切断機・開き機 – 水産物精密切断設備
スライサー・切断機・開き機は、イカ・スケトウダラ・野菜などの原料を均一な厚みの開き身や一定の太さの細切りに加工し、歩留まりと商品性を高める設備です。目的に応じて開き加工・細切り・裁断に工程が分かれます。
開き・細切り・裁断の違い
開き加工は、原料を薄く広い面に開いて可食部の歩留まりを最大化する作業で、イカだるま開き・スケトウダラ開きなどに使われます。細切り加工は一定の太さに切ってイカ細切りを作り、裁断はイカ・タコの脚を塩辛用に細かく切る工程です。
開き身の厚みがばらつくと、その後の乾燥・調味・焼成で加熱の程度が変わり、完成品の品質が乱れます。そのため、切断段階での厚みの均一性がライン全体の品質の出発点になります。原料状態も重要で、生原料は滑りやすく弾力があるため固定が、半乾燥・乾燥品は崩れやすいため刃の角度と速度調整がポイントです。
用途別設備
多列開き機・3段開き機は、圧縮ローラーで原料を固定したまま均一な開き身を作り歩留まりを高めます。生原料開き機は、生イカとスケトウダラ開きを薄く加工します。直切り機はイカ・食肉加工品を均一な細切りにし、裁断機はイカ・タコの脚を一定間隔で裁断します。
野菜ラインでは、ネギ切断機のように長ネギ・野菜類を一定の太さで素早く切る専用切断機が使用されます。
選定基準
原料(生・乾燥イカ・スケトウダラ・野菜)、目標形状(開き・細切り・裁断)、厚み・間隔精度、時間当たり処理量を基準に設備を選定します。刃・ローラーの着脱と洗浄のしやすさも衛生管理で重要な要素です。
ZEPIDの切断ラインには、均一な開き身を作る多列開き機・3段開き機、生イカ・スケトウダラ用の生原料開き機、均一な細切り用の直切り機、塩辛用の裁断機があります。
関連キーワード
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