滅菌機・殺菌機 – 食品連続殺菌設備の案内
滅菌機(殺菌機)は、加工工程の最終段階で食品の表面と内部の微生物を制御し、賞味期限と食品安全性を高める設備です。処理方式は大きくバッチ式とコンベヤ連続式に分かれます。
滅菌と殺菌の違い
殺菌(pasteurization)は、食中毒菌などの有害微生物を死滅・減少させて安全性を確保する処理で、通常60〜85℃の範囲で行われます。滅菌(sterilization)は、芽胞までほぼ完全に除去して常温での長期保存を可能にする、より強い処理で、100℃以上(レトルトは約121℃)を使用します。同じ温度でも保持時間が長いほど殺菌強度が高まるため、温度と時間を合わせて設計します。
重要なのは、細菌が急速に増殖する危険温度帯(約5〜60℃)に長時間放置しないことです。水産・食品加工では、完成品の表面殺菌、包装前処理、乾燥・調味後の仕上げ殺菌など、複数のポイントでこの原理に基づく殺菌設備が使用されます。
コンベヤ連続殺菌の原理
連続式殺菌機は、高温に耐えるステンレスコンベヤ上で原料を移動させながら、一定時間・一定温度で殺菌するため、バッチ方式より処理量が多く条件も均一です。殺菌効果は表面ではなく、製品の最も内側(中心部)が目標温度に達し、必要時間を満たしたかで判断します。
そのため、原料の厚みと初期温度に合わせて搬送速度(滞留時間)と加熱区間の温度を同時に調整し、長時間の連続稼働でも条件を一定に保つことが重要です。
導入効果
加工最終段階での微生物制御により、製品の賞味期限を延ばし食品安全性を高め、返品・クレームリスクを減らし、販路拡大にも役立ちます。
ZEPIDの殺菌設備には、ステンレスコンベヤで原料を連続搬送しながら殺菌する連続式モデルがあります。
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